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【茶器/茶道具 薄板(花入用敷板・花台)】 丸香台 松摺漆  尺一 川瀬表完作

【茶器/茶道具 薄板(花入用敷板・花台)】 丸香台 松摺漆  尺一 川瀬表完作

SKU:sikiita-15

通常価格 77,385 円
通常価格 セール価格 77,385 円
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●丸香台(まるこうだい)とは…薄板のひとつで、円形で、木口が丸みを帯びたものです。
香炉を置く板を花入に用いたものといいます。
利休形は桐木地の黒掻合塗です。
信楽、備前、竹などの「草」の花入に用います。
裏千家では、楽焼と竹の花入に用います。
表千家八世そっ啄斎件翁宗左が松の木摺漆と松の木溜塗を好んでいます。
●薄板(うすいた)とは…花入を畳敷の床に置く場合に、花入の下に敷く板のことです。
「矢筈板」(やはずいた)、「蛤端」(はまぐりば)、「丸香台」(まるこうだい)の三種があり、花入の真、行、草の格により使い分けられます。
矢筈板(やはずいた)は、利休形は檜木地の黒真塗で、板の木口が矢筈形で、上側の寸法が下側より一分大きく、広い方を上にし、古銅、青磁、染付など真の花入に使います。
蛤端(はまぐりば)は、利休形は桐木地の溜塗で、木口が蛤貝を合わせたような形で、真塗、溜塗、蝋色塗、黒掻合せ塗などがあり、釉薬のかかった国焼など行の花入に使います。
その他、桐、松、杉、桧、欅を材にした「木地の蛤葉」は、草の花入としてして使われる釉薬のかからない素焼や焼〆、竹、瓢に使います。
大広間では「大板」「長板 」を使うことがあるほか、古銅の花入には「羽田盆」も使われることがあります。
籠の花入を置くときには用いないことになっています。

サイズ:約直径31.8×厚み1cm
作者:川瀬表完作(東山表完作)
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【当代(本名 川瀬 正)】雅号 3代 東山表完
昭和39年 アメリカ サンフランシスコ生 京都育ち
昭和55年 夜間高校に通学しながら父二代東山表完(厚)に師事
昭和56年 京都市工業試験場 漆塗りか卒(主任講師 京塗師山根正春先生)
昭和60年 京都市工業試験場 マキエか卒(主任講師 漆芸家水内恭平先生)
昭和62年 京都芸術短期大学 陶芸家卒(現 京都造形芸術大学)
平成03年 京都市工業試験場 マキエか卒(主任講師 漆芸家ハットリ俊登先生)、京漆器店 理事長賞(以降四徴症、理事長賞)
平成04年 京展入選(以降2回入選出品)
平成11年 京都新進作家展主催(若手茶道具作家集団で全国で7年20回ほど開催)
平成15年 京都高島屋美術工芸サロン古典、経済産業省 京塗伝統工芸士認定
平成16年 京都迎賓館調度品政策(職人として参加)、脳梗塞右半身マヒ発症(以降主に左手で制作)
平成19年 3代 東山表完襲名
        青山グリーンアカデミー 京塗講演会講師(国際茶道協会・裏千家主催)
平成20年 伊勢神宮式年に際し御上宝復元十字(すでに20年後の仕事も承諾済み)
        襲名店 博多大丸美術画廊・東京大丸美術画廊・福山天満屋美術画廊・放映胴
平成21年 襲名店 大丸心斎橋店美術画廊・岡山高島屋美術画廊・京都高島屋美術画廊・長田ちゃほ
平成22年 京都新聞ソフィア企画 大塚小学校で今日塗りの公園 ・仁和寺発行し京塗記事執筆、襲名店 十字や山形店美術画廊・ギャラリー会・東京日本橋高島屋美術画廊・龍問答・小野美術・四日市近鉄美術画廊・横浜高島屋美術画廊
平成23年 襲名店 高崎高島屋アートギャラリー・四日市近鉄 松坂出張店・神戸そごう美術画廊・高岡大和が廊・米子高島屋美術画廊
平成24年 個展 和歌山近鉄美術画廊・放映胴・大丸心斎橋店美術画廊・岡山高島屋美術画廊・日本橋高島屋美術画廊(二人展)、京都新聞出版センター発行「意外と知らない京都」 京塗論文執筆掲載
平成25年 個展 高崎高島屋アートギャラリー・横浜高島屋美術画廊・京都高島屋美術画廊・岐阜高島屋美術が廊・恵埜画廊・やまこう、淡交社出版 「お茶人のための今日の逸品」記事掲載
平成26年 個展 パルクアベニュー川得 ギャラリー川得、京塗講演会 表千家千葉県青年部爽快・表千家山口県青年部爽快、和楽3月号 小学館発行 利休の美学 真塗中棗と記事掲載
    淡交社発行 京の茶道具作家名鑑 写真 記事掲載
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箱:木箱
注意:天然の木を使用しておりますので、木目・色などは変わります。
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