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【茶器/茶道具 煙草盆用道具(莨盆用道具)】 火入 紫交趾阿古陀 金彩画 中村翠嵐作

【茶器/茶道具 煙草盆用道具(莨盆用道具)】 火入 紫交趾阿古陀 金彩画 中村翠嵐作

SKU:tabakobonn-92

通常価格 61,985 円
通常価格 セール価格 61,985 円
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●火入(ひいれ)とは…煙草盆の中に組み込み、煙草につける火種を入れておく器のことです。
中に灰を入れ、熾した切炭を中央に埋めて、喫煙の際の火種とします。
切炭の埋め方は、火入の灰にあらかじめ炭火を入れて灰を温めてから、炭火を取り出して火箸で灰をならし、その中央に、客が煙草をつかうときに上部が燃えて灰とならないように、切炭を黒い部分を残して熾し、熾きた方を下に黒いほうを上にしてして、煙管で吸い付けやすいよう正面から見てやや斜めに頭が少し出るように埋め、灰押で灰を押さえ、火箸で筋を入れます。
切炭は、表千家と武者小路千家では右に、裏千家は左に傾けます。
灰形は放射状に筋を入れたものが多く用いられますが、流儀、火入により異なるものもあります。
香炉の小振りな物や向付を見立てで使用したのが始まりのようで、煙草盆と火入の組合せは、材質、形状、煙草盆との大きさ、煙草盆の縁の高さと火入の高さ、火入の釉色と煙草盆の塗色などが考慮されます。
銅器や鉄器はふつう用いられず、陶磁器が主に用いられますが、染付・呉須などの磁器には真塗や溜塗など、志野・織部・唐津などの施釉陶には一閑張など、備前・信楽など自然釉陶には木地・焼杉などを合わせます。

サイズ:約直径11.4×高9.7cm
作者:中村翠嵐作
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【2代】
昭和17年 京都生まれ
昭和36年 京都市立日吉ケ丘高校美術課程陶芸家卒業
 陶磁器上絵付業を営む家に生まれ、父初代翠嵐に師事
昭和49年 2代 翠嵐を襲名
昭和59年 第06回京都・清水焼展グランプリ受賞
第09回全国伝統的工芸展NHK会長賞受賞
昭和62年 京都・清水焼伝統工芸士に認定
平成05年 125年ぶりの海外展「現代の京焼・清水焼パリ展」に出品、同展実行委員長を務める
平成15年 京の名工 京都府伝統産業優秀技術者賞
平成22年 現代の名工(卓越した技能者) 厚生労働大臣賞を授かる
 以後多数の個展・展示会を開催し活躍中
 次代の娘も作陶中
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箱:木箱
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