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【茶器/茶道具 煙草盆用道具(莨盆用道具)】 火入 織部焼き るい座三段 加藤光右衛門作(山十窯)

【茶器/茶道具 煙草盆用道具(莨盆用道具)】 火入 織部焼き るい座三段 加藤光右衛門作(山十窯)

SKU:tabakobonn-21

通常価格 35,640 円
通常価格 セール価格 35,640 円
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●煙草盆とは…火入(ひいれ)、灰吹(はいふき)、煙草入(たばこいれ)、煙管(きせる)、香箸(こうばし)など、喫煙具一式を納めておく道具です。
莨盆」とも書き、煙草盆、火入、灰吹、煙草入、煙管一対を、煙草盆一式あるいは煙草盆一揃などといいます。
茶事においては、寄付、腰掛、席中では薄茶が始まる前に持ち出されます。
濃茶席と懐石中には出しません。
また大寄せの茶会では、最初から正客の席に置かれます。
煙草盆に必ず備えられるのが、火入、灰吹で、千家では向って左に火入、右に灰吹を入れます。
煙草入と煙管は一組で用いられ、用いる時は正式には煙管二本を煙草盆の前へ縁に渡して掛けます。
武者小路千家では、その他に、灰吹の右に香火箸(香箸)を添えます。
表千家では敷き紙をしますが、裏千家では敷きません。
武者小路千家では火入の下にだけに敷きます。
最初は、香盆を見立てたもので、香炉を火入に、?殻入を灰吹、香合を煙草入とし、盆の前に煙管を二本置くのは、香箸に見立てたものといいます。
利休の時代には茶席では使われておらず、江戸時代に入り宗旦・遠州・宗和あたりから好み物の煙草盆が登場し、江戸後期に莨盆一具が茶事の道具として一般的になったといいます。
形はさまざまで、大別して手付と手無に分けられます。
唐物には蒟醤・青貝・漆器・藤組など、和物には唐木・漆器・木地・一閑張・篭などがあります。
大名好みのものは、飾り金具、塗蒔絵、透し彫り、唐木彫りなどの等手の込んだ細工物が多いのに対し、茶人好みは桐や桑等の木地で形も簡単なものがほとんどです。
●擂座(るいざ)とは…茶の湯釜の釜肌の装飾技法のひとつで、釜の口や肩などに鋲のような半球形の粒が並ぶ文様のことをいいます。
等間隔に打っていくものと、二・三・二・三というように繰り返し打つものがあります。
「擂」は、「玉篇」に「研物也」とあり、中国で茶を研磨するための擂木(擂粉木:すりこぎ)を擂茶といい、その頸廻りに鋲があるところからこの名があるといいます。

サイズ:約直径8.4×高9.2cm
作者:加藤光右衛門作
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【(本名 光男)】
昭和12年6月12日生  岐阜県の無形文化財だった十右衛門の二男
 父の十右衛門の笠原八坂窯を継承する。
 名古屋茶道工芸金鱗会会員
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箱:木箱
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