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【茶器/茶道具 炉釜(炉用釜)】 霰尾垂釜 羽落ち 黄梅院伝来写し 般若勘渓作 釜鐶付き

【茶器/茶道具 炉釜(炉用釜)】 霰尾垂釜 羽落ち 黄梅院伝来写し 般若勘渓作 釜鐶付き

SKU:rogama-34

通常価格 313,500 円
通常価格 セール価格 313,500 円
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税込 配送料はチェックアウト時に計算されます。
●尾垂釜(おだれがま)…茶の湯釜の形状のひとつで、胴の下部が不規則な波形に欠けて垂れた形の釜です。
古芦屋や古天明など、古い釜の下部が腐食して破損したものを、その部分を打ち欠いて取除き、新しくひと回り小さな底に付け替えたとき、打ち欠いた個所を不揃いのまま残したところからの形態で、後には始めから尾垂の形を作っています。
●霰(あられ)とは…茶の湯釜の釜肌の装飾技法のひとつで、地肌に粒状の細かな突起を浮き出させたものをいいます。
霰は、挽き上がった鋳型に先端が丸まった箆(へら)などで粒ひとつひとつを押していくことで作ります。この粒を霰と称し、粒を押していくことを霰を打つといいます。
「霰肌」(あられはだ)ともいいます。
小霰(こあられ)、大霰(おおあられ)、鬼霰(おにあられ)など、粒の小さいものから大きいもの、立の低いものから高いものまで様々な種類があります。
釜全体に施す場合と、肩腰などの一部に施す場合があり、また霰の中に窓をつくり文様を入れたり、霰地紋の上に文様を散らしたものもあります。
芦屋釜では小粒で先は丸くなだらかで、一面に霰を出した物が多く、部分的のものは時代が下がるといいます。天命釜では、大粒で先がとがっています。

サイズ:約直径26×蓋含高23.5cm
    約蓋除く18.5cm
    約口径12.3cm
素材:蓋(唐銅[唐金])
   本体(鉄製)
作者:般若勘渓作
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【(本名 昭三)】次男
昭和08年 富山県高岡市生まれ
昭和24年 父のよ吉の稼業を手伝う~以来研鑽する
昭和44年 日本伝統工芸展初入選(以後、35回)
昭和47年 日本工芸会正会員
昭和53年 総本山善通寺済世橋の真言八宗文字入り:大擬宝珠製作
昭和61年 人間国宝 香取正彦氏の梵鐘研修会受講
 宮内庁より正倉院御物の復元を依頼され砂張物や黄銅合子を制作
平成15年 高岡市伝統工芸産業技術保持者に指定される
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箱:木箱
付属品:釜鐶付き
注意:製作の都合上釜蓋のつまみが変わる場合があります。
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