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【茶器/茶道具 なつめ(お薄器)】 中棗 一閑塗り 葵蒔絵 西村宗幸作 (松平不昧公 200年忌記念)

【茶器/茶道具 なつめ(お薄器)】 中棗 一閑塗り 葵蒔絵 西村宗幸作 (松平不昧公 200年忌記念)

SKU:natume-66

通常価格 33,000 円
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松平不昧公…歴代の松江藩主の中で、松江藩中興の祖とされるのが、大名茶人として名高い松平家7代藩主の松平治郷(1751~1818年)です。
「不昧公」の名で今も多くの人に親しまれていますが、これは1806年の隠居後に剃髪して名乗った号「不昧」からきています。
十代のころから茶の湯や禅学を学びました。大名茶として知られる石州流を基本としながら、三斎流など他の流派にも接して自らの茶道観を確立しました。これが不昧流として今も伝わっています。
著書「贅言」は、茶の湯への執心を諌めた家老朝日丹波への反論で、形式や道具にこだわる当時の町人たちの茶の湯を批判し、わびの精神を説きました。
藩財政立て直しの後は、当時の大名家などから市中に散逸する茶道具の収集・保存に力を注ぎました。
その収集品はのちに「雲州名物」と呼ばれ、茶の湯や美術の愛好家から高い評価を受けています。
茶の湯の歴史における治郷の大きな功績は、それまで単に「名物」と呼ばれていた茶道具の名器をさらに細かく「宝物」「大名物」「中興名物」などと分類し、18巻にも及ぶ著書「古今名物類聚」にまとめたことです。
また、松江藩内で美術工芸の振興も図り、陶芸や漆芸、木工芸の世界で多くの名工を育てました。

サイズ:約直径6.8×高6.7cm
作者:西村宗幸作
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 石川県山中町に生まれる
昭和53年より8年間(木地師・指物師・蒔絵)を学ぶ
 山中漆芸協会賞
 日本芸術展入賞
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箱:木箱
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