【茶器/茶道具 香合】 喫茶十徳香合 井伊宗観好 (井伊直弼) 浩峰作

香合 喫茶十徳香合 井伊宗観好 (井伊直弼) 浩峰作

香合 喫茶十徳香合 井伊宗観好 (井伊直弼) 浩峰作


茶十徳香合とは
本歌は井伊直弼好みの意匠の香合で、藤の実形で、合口に銀覆輪をめぐらします。桑材の木地を生かし、甲に「喫茶十徳」の語を、蓋裏に直弼の花押を蒔絵で記しています。直弼は、参禅の師であった彦根・清涼寺の仙英禅師に「茶十徳」の語の草案を見せて意見を求めており、後に釜の地紋にも採り入れました。
【喫茶 十徳】
助、所業:しょぎょうヲ助けて(様々仕事を助け)
解、諸病:しょびょうヲとき(諸病を直し)
離、人我:じんがヲ離れ(主・客の区別なく)
拂、世塵:せじんヲはらう(俗世の煩わしさ拂い)
楽、不足:ふそくヲ楽しみ(足らざるを楽しみ)
消、魔碍:まがいヲ消し(悩みを消し)
捨、慢心:まんしんヲすて(おごった心を捨てさせ)
入、仙境:せんきょうニ入る(仙人のような気持ちになる)
吋、聖教:せいきょうニ叶い(正しい教えに叶うい)
保、長寿:ちょうじゅヲ保つ(長生きできる)

お茶を飲めば、10種の徳があると、言うこと。
10の徳目には、諸説がある。
明恵上人が蘆屋釜に鋳付けた茶の効能に、(散鬱気・覚睡気・養生気・徐病気・制礼・表敬・賞味・修身・雅心・行道)とあるに始まるという。

サイズ 約直径9×高3cm
備考 喫茶十徳香合(井伊宗観好:直弼)
作者 浩峰作
木箱
   (ス山大・67638)